「働く女性」の不妊治療生活

悩む、考える、暮らすこと

KLCとUGG

西新宿にあるKLCには、職場から地下鉄30分、自宅からは60分とそれほど遠くない距離にあるため、比較的通うには便利です。ただし、毎回、思いますが、あの茶色いビルに吸い込まれていく女の人たちの多いこと、多いこと。ビルのガラス扉を開けて中に入り、エレベーターホールでの待ち時間中、自分一人だったことはないですね。エレベーターが降りてくるまでの1分程度の時間に、あとから、あとから人がやってきて、ドカッと一団となって、4階受付まで雪崩れ込む有様。

皆さん、どこから来ているのかしら~。一同、会話を交わすことなく、しーんと無言でエレベーターの箱に運ばれていきますね。

 

そして、本日は6人でその箱に入りました。

「あぁ~今日も待ち時間長いんだろうな~」

 

(と、ここまでブログを書いていて、スプレキュアを点鼻する時間に・・・右、左、右と三回やりましたが、右側の鼻がつまっていて、うまく吸い込めたかしら・・・その後、上を向いた姿勢で鼻を吸って、深呼吸~)

 

 

と思いながら、顔を合わせるのもなんだかなと思ったので、皆さんの足元を見ていました・・・そこで、、、発見しました。

「ん?何だ、これはー!」

というかなんとなく、やっぱしです。

エレベーター6人のうち5人が女の人。そのうち、私を含めて3人が、なんと、UGGのブーツを履いていたーーっ!

 

私なんか一昨年まで「UGG」を「ユージージー」と連呼していたくらいで、UGGデビューしたのは去年。職場のお姉さまたちとお揃いで、セレブのブーツに手を出したときには、「私も格があがったわね」と、働くお姉さんとしての自尊心をちょっぴり高めたのですが・・。

それから待合室に行って、皆さんの足元を引き続き眺めてみたら、あのひと、このひと、UGGのブーツを履いているじゃなーい。これって、どういうことなんざんしょ?

 

その1.不妊治療している人たちは、体の冷えを気にしている。⇒UGGのブーツで防寒対策をしている。

 

その2.KLCに通っている女性の平均年齢は、39歳とのこと(http://www.aka-hoshi.net/hospital-info/kato/)。土日祝日関係なしに通院できるこの病院は、「働く女性」たちにとって好都合のはず。30代後半まで、バリバリ仕事をこなしてきて、キャリアを積んできた女性たちが、ある時期に「はっ」とわが人生を振り返り、駆け込み出産をめざして、どおーっと押し寄せたのが、私を含めた彼女たち。十何年の社会人キャリアの中で、コガネも貯まっているのでしょう。さらに高度生殖医療を受けられるだけの経済的余裕のある層と重なって、<セレブ既婚女性×働く女性>の巣窟となっている。(もちろん、この層がすべてというのではなく、KLCの患者を占めるある一部分を構成しているということ)

 

という理由にて、UGG率が高くなっているのでは・・・と、そんなことぶつぶつ思いながら、待ち時間を過ごしていました~~

これ、日曜日だったので、UGG装着率は高くなったんでしょうね。平日は、パンプスか、ショートブーツの装着率が高くなるでしょうかね。

 

あっ、そうだ、皆さん、UGGのブーツはネット通販での購入でしょうか?(ちなみに私はUGGのネットウィンターセールで買うことにしています。高いので・・)